Antigravity / VS Code 起動時に「GitHub Login」が毎回出る原因と対処
Antigravity(またはVS Code)を起動するたびに、「GitHub Login」のポップアップが表示されることがあります。キャンセルしても次回起動時に再び表示され、パスワードやPATを入力しても解決しないケースがあります。
GitをSSH接続(git@github.com...)で設定しているにもかかわらずGitHubログインを求められる場合、今回の原因はエディタや拡張機能ではなく、リポジトリ側のリモートURL設定でした。
環境
- OS: Windows 11
- Editor: Antigravity(VS Code base)
- Git接続方式: SSH
試したが解決しなかったこと
最初はエディタ側の認証や拡張機能が原因と考え、以下を試しました。
git config credential.helperの無効化:--globalや--localでcredential.helper ""を設定しても、ポップアップは消えませんでした。- 拡張機能の無効化: GitHub Pull Requests and Issues を無効化しても変化はありませんでした。
- Windows資格情報の削除: Credential Manager から GitHub 関連の資格情報を削除しても、再び復活しました。
- エディタ内蔵認証の無効化:
@builtin github(GitHub Authentication)を無効化しても、Git本体が通信しようとするため、ポップアップは出続けました。
原因
原因は、ワークスペース内のリポジトリ設定がHTTPSのままになっていたことです。
メインで作業しているリポジトリをSSH化していても、最近開いた別のフォルダやサブディレクトリ内のリポジトリがHTTPS(https://github.com/...)でクローンされていると、エディタ起動時の自動フェッチなどのタイミングで認証が走ります。その結果、GitHub Login のポップアップが表示されます。
拡張機能を無効化しても消えなかったのは、GitのリモートURLがHTTPSのままだったためです。Gitプロセス自体がGitHubへHTTPSでアクセスしようとするため、エディタ側の認証設定を変更しても解決しません。
解決策
対象リポジトリのリモートURLをHTTPSからSSHに変更します。
まず、現在のリモートURLを確認します。
git remote -v
以下のように表示された場合は、HTTPS接続になっています。
origin https://github.com/user/repo.git (fetch)
origin https://github.com/user/repo.git (push)
この場合は、SSH形式に変更します。
git remote set-url origin git@github.com:ユーザー名/リポジトリ名.git
変更後、もう一度確認します。
git remote -v
以下のように表示されていれば完了です。
origin git@github.com:user/repo.git (fetch)
origin git@github.com:user/repo.git (push)
サブモジュールがある場合
サブモジュールを使っている場合は、.gitmodules も確認しておくと確実です。
cat .gitmodules
ここに https://github.com/... が残っていると、サブモジュール更新時にHTTPS認証が走る可能性があります。SSHに変更した後は、以下も実行しておきます。
git submodule sync --recursive
まとめ
SSHで運用しているにもかかわらず、AntigravityやVS Codeの起動時にGitHub Loginが毎回出る場合は、まずリポジトリのリモートURLを確認します。
今開いているリポジトリ、最近開いたフォルダ、サブディレクトリ内のリポジトリ、サブモジュールのどこかにHTTPSのリモートURLが残っていないかを確認してください。
git remote -v
ここで https://github.com/... が表示された場合、その設定が原因の可能性があります。ポップアップにパスワードやPATを入力するよりも、リモートURLをSSHに変更するほうが確実です。